5月 13, 2026
ヘルシンキ、2026年5月13日 ― 電磁スペクトラムは任務遂行能力を左右する決定的な要因です。ローデ・シュワルツは子会社のSchönhofer Sales and Engineering GmbHと共同で、5月19日から21日までフィンランドのヘルシンキで開催される「AOC Europe 2026」において、極めて流動的なシナリオ下で軍や情報機関がスペクトラム活動を探知・理解・管理できるよう設計された、包括的なSIGINT / EWポートフォリオを発表します。
無人システム群や服装環境下でも信頼に足る航法データ、ますますネットワーク化が進む電子戦(EW)環境など、今日の軍や組織には、強靭な通信、信頼性の高い状況認識、そしてデータに基づいた即時の意思決定が求められています。任務を成功させるためには、演習に用いる忠実度の高いツール、あらゆる電波放射を捉えて実行可能なインテリジェンスへと変換するリアルタイムの状況認識、そしてスペクトラムを遮断・阻害・保護できる実戦で証明されたEW能力が不可欠です。
ローデ・シュワルツは、信号生成・試験から、探知・位置評定・類別・妨害、さらにはAIによるデータ融合や通信保全に至るまで、これらすべての能力をワンストップで提供します。
弊社とウクライナの防衛技術企業Infozahyst社とのパートナーシップは、EWの専門知識と運用実績のあるシステムおよび信号ライブラリを組み合わせることで、インテリジェントな妨害ソリューションの迅速な開発を可能にしています。これらはすでに実戦配備されており、欧州のNATO加盟国からも注目を集めています。この共同プロジェクトからは、高度に機動的なドローン対処(Counter-UAS)システムや装甲移動プラットフォームも生み出され、それぞれが最前線での生存性、マルチターゲットへの対応、高度なジャミング到達距離を重視した設計となっています。この協力関係は、統合されたR&D、共有の製造リソース、透明性の高い監査がいかにして喫緊の運用ニーズを、高い信頼性をもって市場投入可能であり、戦闘能力の強化のみならず、戦場での人命防護にも直接貢献する防衛ソリューションへと変貌させうるかを証明しています。
またローデ・シュワルツは、最新のレーダー信号模擬ソリューションに焦点を当てた試験・計測機器も展示します。強力なレーダー模擬プログラムである「R&S Pulse Sequencer」は、ローデ・シュワルツのベクトル信号発生器と組み合わせることで、エンジニアや技術者がEW / レーダー受信機を試験するための確実なツールとなります。汎用的な商用オフザシェルフ(COTS)製品を採用することで、リードタイムの短縮、複雑でリアルなシナリオに対応するスケーラブルなアーキテクチャの実現、そしてITAR(国際武器取引規則)規制を受けない開発パスを提供し、プログラムのリスク低減と即応性の向上に貢献します。
現代のEW環境において、デジタルRFメモリ(DRFM)技術を用いた欺瞞ジャマーは、電子対抗手段(ECM)システムにおける重要な要素です。レーダーの高度化に伴い、DRFMの性能評価、特にタイミング、コヒーレンス、スペクトラムの整合性を測定するには卓越した精度が求められます。その状況を受けたソリューションとしてAOCの会場では、マルチチャネル測定器「FSWX」が動作する様子をご覧いただけます。これは、模擬されたDRFMジャマーの入力と出力の両方を測定し、その性能と有効性を包括的に評価するものです。FSWXは、パルス解析や過渡解析といった高度な測定タスクにも対応しており、レーダーやEWシステムの挙動に対するより深い洞察を提供します。
また、ローデ・シュワルツのシニアR&DディレクターであるCorbett Rowell博士による専門家セッション「ISR用ドローンプラットフォーム:信号ハンターのためのユースケース、課題、ソリューション」が、5月21日の13:30から15:00まで開催されます。こちらもぜひご参加ください。
ぜひ、2026年5月19日~21日にヘルシンキで開催されるAOC Europeのローデ・シュワルツのブース(4B21)にお立ち寄りください。
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Dennis-Peter MerklinghausPR Manager Technology Systems
+49 89 4129 15671
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ローデ・シュワルツについて
ローデ・シュワルツは、電子計測、技術システム、ネットワークおよびサイバーセキュリティの各部門を通じ、より安全に“つながる”社会の実現に向けて努力を重ねています。グローバルな技術指向のグループとして、90年にわたって先端技術の開発を続け技術の限界を押し広げてきました。当社の最新製品やソリューションは、産業界や規制当局および行政機関のお客様がデジタル技術の主権を得るためのお力添えをしています。ドイツ・ミュンヘンを拠点としたプライベートな独立企業であり、長期的かつ持続的な経営を行える体制を構築しています。ローデ・シュワルツは、2022/2023会計年度(昨年7月から本年6月まで)には27.8億ユーロの純収益を上げました。また、2023年6月30日現在、ローデ・シュワルツでは約13,800名の従業員が全世界で活躍しています。
R&S®およびCERTIUM®は、Rohde & Schwarz GmbH & Co. KGの登録商標です。