3月 28, 2025

テイセン社は、ローデ・シュワルツのQPS201セキュリティ・スキャナ3台を導入する契約を関西国際空港と 結びました。当社の最新鋭スキャナが、その卓越した性能から、新しい保安検査場に使用するものとして選 ばれたのです。このR&S QPS201 スキャナでは最高水準の検出能力と効率的で直感的な使用方法が両立され ており、搭乗客にとっても空港職員にとってもメリットが見込めます。革新的なミリ波技術とAIベースのア ルゴリズムを採用して、誤警報確率を最小限に抑えると同時に、持ち込み禁止荷物の検知に関するあらゆる 規制要件を満たしています。
日本の主要な国際ハブ空港の一つである関西国際空港は、第1ターミナルの大規模な改修に乗り出しました。 その大きな再整備の一環として、同空港の保安検査場ではローデ・シュワルツのR&S QPS 201ユニットを含 めた新しい高機能なスクリーニング機器への置き換えが進められています。そうしてリニューアルした検査 場が、2025年3月18日までには運用を開始する予定となっています。
ローデ・シュワルツのマイクロ波イメージング部門を統括するAndreas Hageleは次のように説明しています。 「今回、到達した2000台目というマイルストーンは、当社の技術的リードを実証するという、とても特別な 意味を持つものとなりました。しかも、関西国際空港の最新鋭化プロジェクトに参加でき、搭乗客や搭乗員 の皆様の安全で快適な飛行を実現するうえで、同空港から信頼いただけたことを大変光栄に考えています」。
2015年に航空業界に参入して以来、ローデ・シュワルツのスキャナは欧州民間航空協議会(ECAC)や米国運 輸保安庁(TSA)をはじめとする多くの政府機関から承認され、信頼できるセキュリティ・ソリューション のプロバイダとしての地位を固めてきました。
R & S Q P S 2 0 1 の 詳 細 に 加 え て 、 同 ス キ ャ ナ を 採 用 い た だ い た 場 合 の メ リ ッ ト に つ い て は、 w w w . r o h d e - s c h w a r z . c o m / s e c u r i t y - s c r e e n i n g . h t m lをご覧ください。
写真は左から、Benjamin Puah(ローデ・シュワルツQPS製品の地域営業ディレクタ)、Tsuyoshi Shiraiwa氏 (帝国繊維株式会社CEO)、Andreas Haegele(ローデ・シュワルツのマイクロ波イメージング担当副社長)、 Yuka Takeuchi氏(関西国際空港の安全・セキュリティ危機管理部門ゼネラルマネジャー)、Keiichi Nakayama氏(関西国際空港のセキュリティ管理グループリーダー)、Yasu Katano氏(帝国繊維株式会社・ 事業開発担当の上席執行役員)、Yusuke Manago氏(関西国際空港のセキュリティ管理グループ)。
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ローデ・シュワルツは、電子計測、技術システム、ネットワークおよびサイバーセキュリティの各部門を通じ、より安全に“つながる”社会の実現に向けて努力を重ねています。グローバルな技術指向のグループとして、90年にわたって先端技術の開発を続け技術の限界を押し広げてきました。当社の最新製品やソリューションは、産業界や規制当局および行政機関のお客様がデジタル技術の主権を得るためのお力添えをしています。ドイツ・ミュンヘンを拠点としたプライベートな独立企業であり、長期的かつ持続的な経営を行える体制を構築しています。ローデ・シュワルツは、2023/2024会計年度(昨年7月から本年6月まで)には29.3億ユーロの純収益を上げました。また、2024年6月30日現在、ローデ・シュワルツでは約14,400名の従業員が全世界で活躍しています。
R&S®は、Rohde & Schwarz GmbH & Co. KG.の登録商標です。
関西国際空港(KIX)について
関西国際空港(KIX)は1994年の開港以来、国内線・国際線ネットワークを支える日本の重要な国際ハブ空 港として24時間体制で運用されています。関西地域の玄関口であり、年間の利用者数は約3,000万人に上り ます。
帝国繊維株式会社(テイセン)について
帝国繊維株式会社は、防災用品・防災機器の製造・販売を日本全国で行っています。消防用ホースや消火シ ステムなどの防災関連製品、レスキュー車をはじめとする特殊車両、救助・捜索機器のほか、検知・除染・ 防護・監視などの機器からなる対CBRNeテロ/対有害物質(HazMat)製品を提供しています。さらに消防服や 特殊防護服、テント、麻糸や生地なども取り扱っています。