回路設計の高速化、微細化により最近のテストパターンは複雑化しています。デバッグ時の不具合信号も散発的になり非常に見つけにくくなっています。なかなか見えない不具合信号の解決策はデジタルオシロスコープがもつデッドタイム(波形観測ができない時間)の最小化、つまり波形更新の超高速化以外にありません。
超高速ASICが、見えなかったエラーを可視化
実機デモで見る:450万回波形更新レートでの表示の違い
ローデ・シュワルツの最新オシロスコープは毎秒最高450万回という圧倒的な波形更新レートを達成しており、1秒間に10回程度発生する不具合波形の観測に必要な時間はわずか7秒。他方、毎秒10,000回程度の波形更新レートをもつ汎用オシロスコープなら11分、毎秒100回程度の旧来モデルを使い続ける場合は19時間以上も画面を見続ける必要があります。いまお持ちのオシロスコープの波形更新レートをぜひご確認ください。
なかなか見えない不具合信号の解決策は?
波形更新レートの重要性
オシロスコープの選定において、更新レート特性の表現はメーカーごとに異なるため、その解釈には混乱や誤解が生じがちです。また更新レートはさまざまなオシロスコープの設定によって大きく影響されるため、あるベンダーの更新レート値を別のベンダーの値と比較することも容易ではありません。このドキュメントでは、現在お持ちのスコープの更新レートを簡単に評価する方法、また各ベンダーの更新レートを比較する方法などをわかりやすくご紹介します。
複雑な信号源をノイズ源と切り分け、めったに発生しない異常を確実に捕え、解析
使ってみませんか? MXO5オシロスコープ
- 業界最速の450万波形/秒の更新レートで散発的な微小イベントを確実に捕捉
- 高分解能を実現する低ノイズ性能
- 感度レベル:0.0001 divのデジタルトリガを搭載
- 最高 4つのFFT 結果を独立かつ高速表示
- 超ロングメモリにより高速サンプリングで長時間データを確実に捕捉
- ニーズの高い拡張機能オプションを完備