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R&S®FSWP 測定器セキュリティー

測定器のセキュリティー
多くの場合、R&S®FSWP シグナル・アナライザは、セキュリティー保護された環境で使用する必要があります。一般的にセキュリティーが非常に厳しいこのような環境では、ユーザー情報が測定器と一緒に流出しないことが保証がされない限り、そのエリアから測定器を搬出できません。校正や修理のためにシグナル・アナライザをセキュリティー保護されたエリアから搬出する必要がある場合は、セキュリティー上の懸念が生じる可能性があります。

このマニュアルには、R&S®FSWP シグナル・アナライザのメモリの種類と各々の用途が記述されています。さらに、校正や修理の必要があって製品を移動する場合に、セキュリティー保護されたエリアからユーザーデータを流出させない方法についても説明しています。

USB書き込み保護ユーティリティ
USBポートは、高セキュリティー環境ではセキュリティー上の脅威となることがあります。一般的に、この脅威は、隠すのが容易な小型のUSBメモリを使用して、数GBものデータをすばやく読み書きできるという事実から発生します。

「USB大容量メモリ書き込み保護」ユーティリティは、USBポートでのストレージデバイスへの書き込み機能を無効にします。インストールして測定器を再起動すると、USB大容量メモリデバイスを接続しても書き込みができなくなります。