Rohde & Schwarz Technology Symposium 2025

未来のコネクティビティを革新する

基調講演:

  • スカパーJSAT の「Universal NTN」が切り拓く圏外のない社会
  • RE指令の概要とミリ波機器の適合評価⽅法について
  • 村田製作所が考える通信の未来と文化の発展に貢献するイノベーション
Date
Date

Japan: 23 April (Tokyo)

国
Location

品川, 東京(東京コンファレンスセンター・品川)

Info
Time
セミナー:10:30 ~ 17:30
懇親会: 17:45 ~ 19:15
(併設展示会: 12:45 ~ 19:15)

本イベントは終了しました。ご来場誠にありがとうございました。

R&S Technology Symposium 2025 - 開催概要

齋藤 直士

オープニングスピーチ
齋藤 直士
Test & Measurement 事業本部 本部長
ローデ・シュワルツ・ジャパン株式会社

JP Technology Symposium 2025 Trailer
本年は「Revolutionize Future Connectivity - 未来のコネクティビティを革新する」をテーマにインドと日本で開催

ローデ・シュワルツは、昨年大変ご好評をいただいた「Rohde & Schwarz Technology Symposium」を今年も下記日程で開催いたします。

本シンポジウムでは、各業界において深い知見をお持ちの方々をお招きし、最先端技術が実現する未来の姿を示していただくことで、皆さまのビジネスの将来的な道標となる情報や具体的な評価手法をご提供します。また、技術情報だけでなく本イベントの主旨にご賛同いただいたパートナー企業によるソリューションの展示や、当社エンジニアによる技術相談窓口、ハンズオンセッションなどを予定しております。

なお、シンポジウム終了後には、分野を超えた方々との技術交流を楽しんでいただける懇親会もございます。

この機会に、業界の枠組みを超えたさまざまな最先端テクノロジーに触れてみませんか?
皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

日 時:2025年4月23日(水)

  • 10:30 ~ 17:30 セミナー【開場 10:00~(予定)】
  • 17:45 ~ 19:15 懇親会
  • 12:45 ~ 19:15 併設展示会
    ※併設展示会の詳細は後続のセクション「協賛パートナー:併設展示のみどころ」をご覧ください。

会 場: 東京コンファレンスセンター品川 【総合受付:5F】
〒108-0075 東京都港区港南 1-9-36 アレア品川 4F・5F(to GoogleMAP

対 象:技術系エンジニア、マネジャー

参加費:無料(事前登録制)

お申込みについて:受付を終了しました ( お問い合わせ info.rsjp@rohde-schwarz.com
※ご参加者情報をご登録の上、各講座にお申込みいただけます。
※ご登録完了後、受付完了メールが届きます。
※誠にお手数ですが、2月24日に終了した早期お申込み特典(当日会場でのロゴ入りマグボトル進呈)をご利用いただいた方も初回は「新規登録」でのご登録をお願いいたします。
※同業他社ならびに販売代理店の方のお申込みはご遠慮ください。

今後のビジネスのヒントとなる情報や評価手法をご提供
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  • 基調講演:
    • 「スカパーJSAT の「Universal NTN」が切り拓く圏外のない社会」
    • 「RE指令の概要とミリ波機器の適合評価⽅法について」(テュフ ラインランド ジャパン)
    • 「村田製作所が考える通信の未来と文化の発展に貢献するイノベーション」
  • 技術セッション/併設展示会:
    • EMC関連技術、未来の通信技術、最先端の車載・デバイス評価手法をご提供(全20講座)
    • ハンズオンルーム&お客様ご相談窓口にて、セミナー後のご質問、実機デモのご要望に対応
    • イベントの主旨に賛同いただいたパートナー企業による多彩なソリューション展示

プログラム・ハイライト

3つの基調講演に、各分野の技術エキスパートが登壇

岩﨑 匡宏 氏

岩﨑 匡宏 氏

基調講演 - 1:スカパーJSAT の「Universal NTN」が切り拓く圏外のない社会

宇宙事業部門 投資・協業推進局長
スカパーJSAT株式会社

ここ数年、海上や上空、果ては宇宙空間と地上を接続する通信手段としてのインターネットプロトコルや5G規格などが活発に議論されています。本講演では、宇宙実業社である「スカパーJSAT」が、その最前線の一部をご紹介するとともに、いつでも、どこでもつながる、革新的な非地上系ネットワーク「Universal NTN」の実現を目指した取り組みについてお話しします。

綿貫 大輔 氏

綿貫 大輔 氏

基調講演 - 2:RE指令の概要とミリ波機器の適合評価⽅法について

電気製品部Wireless IoT課シニアエンジニア
第一級陸上無線技術士電気通信主任技術者
テュフ ラインランド ジャパン株式会社

無線機器を欧州に上市するために必須となる、無線機器指令(RE指令)について、特に昨今、普及が進んでいるミリ波機器について、その適合評価方法を解説いたします。例として、60GHz帯、79GHz帯の各種センサー類を取り上げます。RE指令は、無線性能だけでなく、製品安全やEMC、情報セキュリティなどを包括的に扱う必要があり、対応する事が多いスキームです。その適合評価を進めるためのポイントをレクチャーいたします。

早藤 久夫 氏​

早藤 久夫 氏​

基調講演 - 3:村田製作所が考える通信の未来と文化の発展に貢献するイノベーション

技術・事業開発本部 技術企画・新規事業推進統括部
ネットワーク技術開発部 部長
株式会社村田製作所​

エレクトロニクス業界は、AI、データセンター、Mobility領域などで更なる拡大が見込まれている。一方、通信領域は5G、6Gの進化が進み、スマホに代表される個人のユースケースから、色々な分野での活用が進み、社会インフラとして様々なユースケースも見込まれている。本講演では、上記内容を踏まえた市場環境認識と通信市場の今後のイノベーション、更に測定器を活用した取り組みについて紹介する。

旬のトピックを扱う4つの技術セッション【全20講座】

EMC関連技術

EMC技術については、最新の規格動向から具体的な評価手法までを、フルコンプライアンスからプリコンプライアンス試験まで幅広く紹介

未来の通信技術

未来の通信技術では、Wi-Fi7、Bluetooth LE、あるいはNG eCallなどを取り上げ、規格概要や具体的な評価手法について解説

R&S®MXO 5 オシロスコープ

最先端車載技術

最先端車載技術では、車載イーサネット、車載アンテナ、車載レーダーの各種評価手法や、近年注目を集めているセンサーフュージョンなどの事例と評価方法を紹介

最先端デバイス評価

最先端デバイス評価では、パワー半導体の最新動向や具体的な評価方法、高周波デバイス評価に欠かせないディエンベディング、オシロスコープを使用したロードプルによるアクティブデバイス評価などをご紹介予定

EMC関連技術 トラック1

網本 德茂 氏

網本 德茂 氏

モビリティ事業部 モビリティ技術開発センター
テクニカルマネージャ
テュフ ラインランド ジャパン株式会社

UNECE R10.07(最新版)解説セミナー

UNECE R10が改訂され、07シリーズとなる。このUNECE R10は、国際連合欧州経済委員会で定める自動車と車載電気/電子サブアッセンブリに対するEMC法規であり、日本や欧州等で規制となっている。EVシフトや自動運転システムが進む昨今、自動車の動向に対応した、この最新版であるUNECE R10.07の改訂内容を、現行法規内容も含めて解説する。また併せて、OEM規格、国際規格、UNECE R10の関係についても紹介する。

森 晃 氏

森 晃 氏

電子性能開発部 電子性能開発室
トヨタ自動車株式会社

広帯域信号を用いたイミュニティ近接試験法とISO11451/2規格の動向

近年の電波環境は、通信の高速化に伴いOFDM:直交周波数分割多重などの広帯域信号が主流となっている。一方、従来の自動車のイミュニティ試験では、AM変調などの狭帯域信号を妨害波としており、周波数特性の観点で不一致となっていた。そこで我々は、AWGN:加法性白色ガウス雑音を用いて広帯域信号を模擬し、これを自動車用部品のイミュニティ近接試験(ISO11452-9)に適用することを提案し、2021年に規格化された。また、現在、改正版の審議も進んでいる。本講演では、試験法の開発から規格化に至るまでの経緯と、最新の規格動向をについて報告する。

疋田 修一 氏

疋田 修一 氏

試験事業部 けいはんな試験センター EMC・安全技術グループ
iNarteエンジニア、第一級陸上無線技術士
一般社団法人 KEC関西電子工業振興センター

パワーエレクトロニクスのEMC

近年、パワーエレクトロニクス(パワエレ)応用機器は、小型・軽量化や高機能化の要求が高まり、さまざまな環境で使用されるようになっきている。これに伴い、適用されるEMC(電磁両立性)規格も多岐にわたり、試験の複雑化が進んでいる。本セミナーでは、パワエレ応用機器のEMC試験に関する最新動向を解説し、特にCISPR 11 Ed.7で追加予定の試験項目や周波数範囲の拡大、それに伴うエミッション・イミュニティ試験の課題を詳しく紹介する。また、EMC試験の実務における不具合事例を交えながら、試験所や製造業者が直面する問題点とその対応策について紹介する。

大河内 裕太 氏

大河内 裕太 氏

パワーデバイス事業本部
アプリケーションエンジニアリンググループ
ローム株式会社

SiCパワーデバイスにおけるノイズ対策技術

SiCパワーデバイスの優れた高速スイッチング性能は低消費電力化を可能とする一⽅で、電磁ノイズの増大が顕著な課題となる。電磁ノイズの問題は開発プロセスの最終段階で明らかになることが多く、その対策のために手戻りが生じ、開発期間の長期化を招くこともある。本セミナーでは、SiCパワーデバイスに特有の課題を取り上げ、電磁ノイズの発生メカニズムと、開発初期段階から製品設計に組み込むための電磁ノイズ対策技術について紹介する。

EMC関連技術 トラック2

西澤 正毅

西澤 正毅

アプリケーションエンジニア
ローデ・シュワルツ・ジャパン株式会社

EMI試験におけるタイムドメインスキャンの広帯域化とリアルタイム測定がもたらすメリット

EMIレシーバですっかりおなじみになったFFT技術を使ったタイムドメインスキャンについて、従来のステップスキャンやスペクトラムアナライザのスイープとの違いを説明します。そして技術の進歩でFFTが広帯域化して一度に広い帯域のノイズを測定できることや、ギャップのない連続測定がEMIノイズ測定にもたらすメリットについて説明します。

Titze Wolfram

Titze Wolfram

Rohde & Schwarz GmbH & Co. KG

Update on IEC conducted and radiated immunity standards
邦題:IEC 伝導イミュニティおよび放射イミュニティ規格の最新情報

本セミナーは、放射イミュニティおよび伝導イミュニティに関する IEC 基本規格 IEC 61000-4-3、-6、および -41 の実際の状況についてご説明します。さらに、各規格について、最近の変更とテスト設定への影響についてもご説明します。

木下 正亨 氏

木下 正亨 氏

設計管理エンジニアリング 試験評価センター
オリンパスメディカルシステムズ株式会社

医療機器に関するEMC試験規格及び評価技術動向​

現在の医療機器は、医療施設環境、家庭環境(在宅医療環境)、移動環境(車両及び航空機)など、様々な環境で使⽤されている。そのため、医療機器に関するEMC規格では、製造業者に対して、これらの異なる環境における電磁妨害によるリスクをリスクマネジメントプロセスで考慮することが求められている。​医療機器に関するEMC規格をご理解いただくことは、医療機器の製造業者だけでなく、医療従事者や異業種の方々にも有益であると考えられる。​以上より、本セミナーでは、医療機器に要求されるEMC規格とその動向について紹介する。​

志田 浩義 氏

志田 浩義 氏

国立研究開発法人産業技術総合研究所 福島再生可能エネルギー研究所
再生可能エネルギー研究センター エネルギーネットワーク研究チーム
客員研究員
株式会社EMCテック

電磁障害の実情と最近の大型製品の測定事情(仮題)

電磁障害の変遷と最近の電磁障害の実情を紹介。また、通常の電波暗室には入らないような大型製品のEMC測定に関する課題と実情を解説します。

最先端デバイス評価

矢藤 慎二 氏

矢藤 慎二 氏

ソリューションエンジニアリング部
技術主査
ローム株式会社

最新SiCパワー半導体のパワーエレクトロニクスへの応用と課題

SiC-MOSFETは、従来のSiデバイスと比べて、高電圧、大電流、高速、高温安定など多くの優れた特性を備えた新世代パワーデバイスである。近年、この優れた特性を活かして、大電力化が進む電気自動車(xEV)のトラクションインバータ回路として、複数のSiC MOSFET素子を並列接続したパワーモジュールを使用するケースが増えている。しかし、このような並列駆動は素子間で「発振」を引き起こすリスクがあるため、実際のモジュール設計の現場では、そのリスクを早期に正確に検出し、適切に対策することが重要課題の一つとなっている。そこで本セミナーでは、この発振の計測ノウハウと対策方法について解説する。

Wong

CS Wong / Tristan Evans

CS Wong
Product Manager Oscilloscope
Rohde & Schwarz Regional Headquarters Singapore Pte Ltd.

Tristan Evans, PhD
R&D Engineer
PE-Systems GmbH

Moving into Wide Bandgap technology testing and measurement
邦題:次世代パワーデバイスの動的特性評価: 自動化とその先へ

急速に進化するパワー エレクトロニクスの状況において、ダブル パルス テスト (DPT) は、特に SiC や GaN などのワイド バンドギャップ半導体のコンテキストにおいて、次世代デバイスの動的性能を特性評価するための重要な方法論です。 PE-Systems と弊社による共同セミナーでは、DPT の包括的な概要を提供し、その重要性、課題、効果的な実装のための革新的なソリューションをご紹介します。設計から生産チームまでのニーズを満たす自動化ソリューションを紹介しながら、寄生インダクタンスや測定の安定性など、DPT に関連する課題に対処します。自動化ソフトウェアと最適化された測定セットアップを統合することで、テストの効率、精度、再現性を高める実践的な洞察をご提供することで、最先端のパワーエレクトロニクスの開発を加速させます。

石原 篤

石原 篤

アプリケーションエンジニア
ローデ・シュワルツ・ジャパン株式会社

治具特性を取り除くディエンベディング手法の有効性

近年のデジタル通信の高速化や、ミリ波帯の活用にともない部品や伝送線路に要求される測定高周波は著しく高くなっています。ネットワーク・アナライザにおいては、同軸ケーブルの端面でキャリブレーションを実行するため、そこから部品までの治具部分の特性をどのようにして取り除くかが課題です。しかも、高周波化によって治具の影響はますます大きくなっています。本セミナーでは、最新の解決策として注目されているディエンベディング手法をご紹介するとともに、その有効性をご説明します。また、弊社ネットワーク・アナライザでは複数のディエンベディング手法が選択できますので、各手法の特徴をご説明いたします。

田中 徹

カスタマプロジェクトエンジニア
ローデ・シュワルツ・ジャパン株式会社

広帯域変調波アクティブロードプルのご紹介

近年、無線通信端末やコンポーネントの開発においては、よりシステム運用環境に近い評価が行われ、システムの要となるパワーアンプにおいてもまた多種多様な広帯域送信特性評価が求められます。従来、パワーアンプの特性評価に用いられるロードプル測定は、アンプのゲイン、歪特性、ハーモニクス、電力効率、モデルパラメータの抽出など幅広く、そして高精細な解析手法を提供してきました。​しかし、より早い市場投入、アジャイルな開発が求められる昨今では、非常に長い測定時間が評価期間のボトルネックとなっています。​本セミナーではパワーアンプの評価を高速に行うことが可能なアクティブロードプルや、アンプ測定ソリューションのご提案をいたします。​

最先端車載技術

伊藤 卓

伊藤 卓

アプリケーションエンジニア
ローデ・シュワルツ・ジャパン株式会社

SDV時代を見据えた IVN の検証:GMSLなどLVDS系非対称高速デジタル通信の計測基礎

車内における有線電気通信はセンサーやADASの高度化とSDV化、Autonomous Driving(自動運転)を見通し、高速化・ネットワーク化が進んでいます。双方向通信の必要な高速バックボーン技術の代表としては車載イーサネットがありますが、他方、人間の目視・自動ブレーキなど目的が多岐にわたるカメラなどの片方向だけの大容量データ転送が主な用途である画像・動画の生データの転送もありこちらは当面はLVDS系非対称高速通信で伝送されると言われています。このLVDS系の非対称(=双方向通信を実現するもののその方向により通信速度が大きく異なる)系高速デジタル通信にはオープン規格・独自規格を問わず非常に多くの方式が提案・策定されていますが、その伝送技術に関しては共通の技術要素があります。規格ごとに考慮すべき点が変わってもこの技術基礎の理解は有用でありどの規格を採用するにしてもその知識は早期立ち上げに貢献します。そこで本セミナーではGMSLを例にとり、LVDS系非対称高速デジタル通信の基礎的な知識について広く高速デジタル伝送についてどのような点を考慮すべきか、およびどのような解析手法・ツールが有用かを紹介いたします。

エルフィー タン

エルフィー タン

プロジェクトマネージャーEMC/OTA スペシャリスト
ローデ・シュワルツ・ジャパン株式会社

デジタルツインテクノロジーで車載用アンテナの開発を加速(逐次通訳予定)

ローデ・シュワルツとIMST GmbH、 そして3D EMシミュレーションソフトウェアのEM-TWIN の連携により、自動車用アンテナデジタルツインを構成するための強力なソリューションが実現します。このソリューションは、物理測定と効率的な 3D EM シミュレーションを組み合わせることで、自動車アンテナの開発とインテグレーションが容易に行えるようになります。さまざまな車両構成や乗客の存在を含む複数の仮想シナリオを調査して、設置されたアンテナのパフォーマンスを予測および最適化し、車両内のカバレッジと接続パフォーマンスを向上させることができます。デジタルツインソリューションでは、測定とシミュレーションを組み合わせたアンテナ検証のフロントローディングにより、コストと時間の大幅な削減が可能になります。

吉積 将 氏

吉積 将 氏

アプリケーション&エンジニアリング部
シニアアプリケーションエンジニア
IPG Automotive株式会社

ADAS/AD開発のための車載レーダーHIL環境

レーダーは自動運転技術を実現するための重要な要素である。しかしながら、想定される交通シナリオ全てに対する技術検証を実環境下で評価するのは時間、コストの両面で非現実的である。そこで本講演では、技術検証において実空間と同等の物理的妥当性を確保しながら、より高度な再現性と拡張性、時間およびコスト効率を備えたバーチャル環境も交えて実施するために、IPG Automotiveのclose-loop simulationへ実レーダーとそのターゲットシミュレータを組み込んだHardware-In-the-Loop環境を紹介する。

鈴木 毅⾄

鈴木 毅⾄

アプリケーションエンジニア
ローデ・シュワルツ・ジャパン株式会社

車載レーダー、自動運転システム開発におけるR&Sレーダー評価ソリューションの活用事例

自動運転レベル3+などの高度な自動運転システムは、より高分解能、高性能のレーダーの開発/評価、より複雑なシステムの検証を要求するために開発サイクルを効率化するかがキーとなります。それに伴い、レーダーRF信号がバンパー、エンブレムなどを透過する際の特性評価における要求仕様は、より厳しくなっていきます。本セミナーでは、車載レーダー開発、自動運転システム開発、バンパー、エンブレム開発におけるR&Sソリューションの活用事例について紹介するとともに、車両のアフターマーケットでの活用事例を欧州などの動向を交えて紹介する。​

未来の通信技術

中上 剛

中上 剛

アプリケーション・エンジニア
ローデ・シュワルツ・ジャパン株式会社

eCall から NGeCall へ

このセミナーでは、現在展開されている eCall システムの状態と、eCall サービスに関連する課題について説明します。説明には、NGeCall の技術的な詳細、利点、可能性のある新機能が含まれます。ここでは、In-band モデムeCall と IMS eCall の共存にいかに対応するかに着目します。さらに、In-band モデム eCall と NGeCall が共存する eCall デバイスの開発に役立つ、NGeCall 向けの信頼性の高い高速なテストソリューションのご紹介も致します。

宮地 邦男 氏

宮地 邦男 氏

代表取締役
シンクランド株式会社

高速通信用光デバイス向け周波数特性検査装置の紹介

ニオブ酸リチウム(LN)変調器に代表される電気光変換デバイスや、ICR(Intradyne Coherent Receivers)等の光電気変換デバイスは、データセンターを含む光ファイバネットワークで重要な役割を果たしており、大きな市場成長が見込まれる。本セミナーではローデ・シュワルツ社と弊社の協業の成果である高速通信用光デバイス向け周波数特性検査装置(PFDA: Photonic Frequency Domain Analyzer)の紹介を行う。情報通信研究機構から実施許諾を受けた技術であるTwo-tone光源と、ローデ・シュワルツ社のVNAを用いることで、光デバイスの周波数応答特性が測定可能となる。

尾崎 超

尾崎 超

アプリケーション・エンジニア
ローデ・シュワルツ・ジャパン株式会社

超高速Wi-Fi 7の実現:IEEE 802.11be標準とテストの重要性

2024年には、Wi-Fi 7が次世代の無線LANとして登場しました。この技術はIEEE 802.11be標準に基づいており、より広いチャネル帯域幅、高い変調次数、マルチリンクオペレーションを特徴とし、非常に高いスループットを実現します。究極のブロードバンド体験を確保するためには、実際のネットワーク条件下での広範なテストが重要です。Wi-Fi 7テストの基本を探り、当社のWi-Fi 7テストソリューションについて紹介します。

米田 利治

米田 利治

アプリケーションエンジニア
ローデ・シュワルツ・ジャパン株式会社

Bluetooth LE / 主要開発案件の最新情報

Bluetooth Low Energyは最初のリリースからCore Spec の更新に伴い、機能を拡張してきました。近年では主要な機能として、LE-Audio やChannel Soundingといった機能が導入され、実用化が進みつつあります。一方で現在開発中の機能としてHigh Data ThroughputやHigher Frequency Bandsなど今後に向けての開発案件にも取り組まれています。本セミナーでは昨今のBluetooth Low Energyの進展に加え、今後の開発案件の最新の動向をご紹介します。

ハンズオン& 技術相談窓口

講座終了後のQ&A、実機を使った最新の評価手法の習得に

セミナー終了後はハンズオン& 技術相談窓口へ

ローデ・シュワルツ・ジャパンのエキスパートエンジニアがお客様のご質問や技術相談を承ります。

イベント会場内に、幅広い実機を備えたハンズオンルームを設け、ローデ・シュワルツがご提供したセミナーに関するご質問をお受けいたします。より深い技術情報を知りたい方は、実機を使用したデモンストレーションをご覧いただけます。日ごろの測定課題やお困りごとなども、ぜひお気軽にご相談ください。その他、最新オシロスコープを使用し基本操作を学べるミニセミナーなども開催予定です。

※ハンズオンセッションの事前登録は不要です。セミナーの空き時間などにご利用ください。

併設展示会:Technology Symposium 2025 協賛パートナー

各社の展示内容については【協賛パートナー併設展示 - 各社のみどころ】の項をご覧ください

協賛パートナー併設展示 - 各社のみどころ(50音順、敬称略)

IPG Automotive株式会社​

IPG Automotive株式会社​

シミュレーション・ソフトウェア『CarMaker』のご紹介​

車両開発のすべての段階で仮想環境での自動運転やADASなど、自動車ソフトウェア開発を可能にする高精度シミュレーションソフトウェアCarMakerを展示。またテストを試験場からラボに移し、開発プロセスの時間とコストを大幅に削減できるローデ・シュワルツとの連携により実現した、包括的なHIL統合テスト・ソリューションもご紹介

SMFLレンタル株式会社

SMFLレンタル株式会社

開発・評価・調達におけるレンタルソリューション

  • 最短5日間~ご利用いただける計測器レンタルサービス→ 必要な期間に合わせて短期・長期・リースでの導入をご提案
  • 評価目的に合わせたシステムアップ提供→ SI連携による各種コンポーネント/ソフトウェアの組み合わせ
  • 全国型レンタルラボを活用した試験環境提供→ 電波暗室/信頼性試験など目的に合わせた環境をマッチング​
グラナイトリバーラボ株式会社

グラナイトリバーラボ株式会社

車載Ethernetの試験環境PLCAとレシーバーソリューション

注目の技術である車載Ethernetの10BASE-T1Sの独自機能であるPLCAの評価環境と、ネットワークアナライザーとAWGを用いた10BASE-T1Sのレシーバーソリューションのデモ展示を予定しています。PLCAについては、8 Nodeを使用した動体展示を予定。マルチドロップトポロジーの信号品質評価の重要性とデコーダの有無がデバッグ効率向上に大きく寄与する展示を予定しています。

一般社団法人 KEC関西電子工業振興センター

一般社団法人 KEC関西電子工業振興センター

大電力・大型機器対応の電波暗室など幅広い機器のEMC試験を提供

KECでは、最新の電源設備をはじめ、幅広いEMC試験に対応できる施設を完備しています。最大三相360kVA、直流1500Vで80kWまでの大電力を安定供給可能な電源設備や、最大10tまで対応できる直径7.0mのターンテーブルを備えた大型電波暗室など、多様な試験に対応する試験設備を20基以上保有しています。さらに、iNARTE-EMC資格を持つ試験スタッフが多数在籍し、高い専門知識で試験をサポート。高品質な試験環境を整えていますので、安心してご利用いただけます。ぜひ、KECの試験サービスをご活用ください。

シンクランド株式会社

シンクランド株式会社

高速光通信用デバイスの周波数特性検査装置

今後10年以内に、画像生成、音声合成などのマルチモーダル機能を活用する革新的な生成AIアプリケーションを誰もが容易に使えるために世界規模で情報通信環境は大きく変革する。つまり次世代高速光通信用デバイスが通信インフラに実際に投入され、様々なコンテンツが展開されていく。我々は既に数年前からR&S社と協業し、現在は110GHzまでの周波数特性検査装置をいち早く開発した。今回の展示会では、そのキーデバイスである、Two-Tone発振器を中心に最先端技術の紹介を行う。

株式会社テクノサイエンスジャパン

株式会社テクノサイエンスジャパン

EMI自動測定の新基

間欠的妨害波も取りこぼしなく測定できるFFTタイムドメイン機能の帯域幅を970MHzにまで拡張したEMIレシーバESW +オプションB1000。この優位な機能を“エミッション測定時の標準的動作”と位置づけ、ゼロベースから開発したEMI自動測定ソフトウェア【TEPTO-emix】を出展いたします。高機能でありながら、わかりやすさと操作性にこだわった次世代の自動測定をご体感ください。

テュフ ラインランド ジャパン株式会社

テュフ ラインランド ジャパン株式会社

無線・EMC試験/認証サービス
(4F併設展示コーナー)

当社は、世界70か国のネットワークを活用し、電波法に基づく調査・試験・認証業務を提供しています。試験所(GTAC、横浜)では10m、3m暗室やミリ波試験室を有し、開発段階から認証試験までトータルソリューションを提案します。Bluetooth SIGやWi-Fi Allianceなどの認定試験所として高品質な試験業務を提供します。RE指令のサイバーセキュリティ規格「18031シリーズ」の試験ご提案も可能です。

開発試験から認証取得までワンストップ
(5F併設展示コーナー)

自動車関連システムおよびびコンポーネントの各種EMC試験、認可取得に対応しています。 欧州当局のテクニカルサービスとして、UN R10他、EMC要件を含むUN規則全般に精通していますので、効率的な試験が可能です。また認可試験のみならず、各自動車メーカー仕様の試験にも対応しています。

日本電計株式会社

日本電計株式会社

R&Sパートナー Denkei展示コーナ

R&Sパートナー Denkei展示コーナでは、MXO4オシロスコープ、RTH1004ハンドヘルドオシロスコープ、FPH/13ハンドヘルドスペクトラムアナライザ、ZNL20ネットワークアナライザの実機展示とパートナーカタログ&弊社在庫品カタログの配布を行います。

ネクステム株式会社

ネクステム株式会社

実測に基づく電磁界デジタルツインを用いたEMシミュレーション:EM-TWIN

アンテナ測定技術と演算技術の進化により、放射源のデジタルツイン生成が可能となりました。R&S社の実測技術とIMST社のFDTDシミュレーション技術の融合により、高精度且つ効率的な車載アンテナの評価が可能になります。​
・車載アンテナ評価時間の短縮​
・車両内無線カバレッジ解析​
・アンテナ位置の最適化​
・V2Xを想定したシナリオシミュレーション、​など様々な電磁界解析に活用頂けます。

株式会社ノイズ研究所

株式会社ノイズ研究所

簡易放射イミュニティ試験システム​
電波暗室など、高額な試験設備を必要とする放射イミュニティ試験を簡易的に低価格で実施。​ 正式な試験前の事前検証に最適な試験システムです。

空間電磁界可視化システム​
電子機器の開発に不可欠なEMC対策における、事前測定・発生箇所の特定・対策効果の確認ができるシステムです。

PE-Systems GmbH

PE-Systems GmbH

ダブルパルステストの自動評価ソリューションDPT-2000のご紹介

パワーデバイスの動的特性を完全に把握することは、設計、製造、システム統合に携わるエンジニアにとって極めて重要です。WGデバイスが進化し続けるにつれて、測定ソリューションも進化する必要があります。PE-SystemsのDPT-2000は、ディスクリート、モジュール、システムのダブルパルステストを実行するための完全自動化ソリューションです。テストは、-55 ~ 250 ℃ の温度範囲で最大 2 kV および 3.6 kA で実行でき、自動化ソフトウェアによりターンオン/ターンオフ電圧や抵抗などのドライブパラメータからパラメータスイープなどを構築できます。最適化されたフィクスチャにより、プローブ設定を再構成することなくDUT を簡単に交換できます。さらに、正確で再現性のある波形取得のために、ローデ・シュワルツ製オシロスコープとプローブソリューションが統合されており、デバイスの特性評価とモデリング、およびゲートドライブパラメータの調整に必要な時間を大幅に短縮します。

株式会社ペリテック

株式会社ペリテック

ワイヤレスデバイステストソリューション

このソリューションはワイヤレスデバイスを対象とした自動試験計測システムです。様々なワイヤレスの規格を完全自動試験計測を行うことが可能で、ワイヤレス・デバイスシステムの生産ラインなどのカスタマイズされたアプリケーションも利用することが出来ます。

マイクロウェーブファクトリー株式会社

マイクロウェーブファクトリー株式会社

EMC・アンテナ自動計測ソリューション

弊社はお客様の課題を解決する計測ソリューションを提供する会社です。本展示では、EMC、ミリ波、レーダ評価、端末評価OTAなど、最新技術に対応した自動計測ソフトウェアを展示いたします。
各種EMC規格に対応したMETES、アンテナ・端末評価などに対応したMATEOSのラインナップがあり、効率化・省人化を実現します。EMIにおける課題解決のための最新技術を活用した測定やアンテナ計測システムのデモンストレーションをぜひ会場でご確認ください!

株式会社マックシステムズ

株式会社マックシステムズ

SDVにおける緊急動作HILS

無線機テスタ(CMX500)を活用したeCallやNG-eCallの動作確認環境を展示します。テスタ1台のみでフルローミング試験に対応し、コスト削減と作業効率化を実現します。SDV向けのシミュレーションベースのテストを提案し、組み込みシステムの複雑性や機能安全性、セキュリティリスクに対応することによって、効率的な試験と高品質な検証が可能です。さらに仮想環境を使用して多様な条件をシミュレーションすることで、プロトタイプやオンロードテストが不要になり、テストの費用と時間を削減します。

森田テック株式会社

森田テック株式会社

3次元電磁波可視化システム(EMC対策・シミュレーション結果と相関)

こんな事でお困りではございませんか? ​
■森田テックの各種用途に合った電磁波可視化システムでEMC対策を解決できます:​①CEマーク取得など、EMC 対策に時間と費用が嵩んでいる。​②1機種のEMC対策で、必ず3回以上電波暗室に持ち込んでいる。​③EMC対策が原因で製品リリースが遅れている(遅れがちである)。​④最近、電波暗室が混み合っていて、なかなか予約が取れない。​

■シミュレーション結果と実測との相関を取りたい​:①GPSアンテナ、WiFiのアンテナなどの放射パターンの測定​ ②シールド材の評価(実際の基板に貼り付けた際のシールド特性評価が可能)​③ミリ波レーダの可視化(~43GHz、~90GHzなど)

ヤマハファインテック株式会社

ヤマハファインテック株式会社​

次世代のインターポーザ検査装置技術

インターポーザの大型化が進んでいる昨今、高速信号の線路においても配線長が伸び続けています。そこで、従来のオープン、ショート検査のみでは、性能担保が難しくなってきているため、次世代ではベクトルネットワークアナライザーを用いた高周波特性検査も必要となってきます。この取り組みをご紹介致します。