主な特長
- 組み込みクロックのクロック・データ・リカバリーをリアルタイムに実行
- ハードウェアベースのシリアルパターン・トリガをサポート
R&S®RTO-K13 リアルタイム・クロック・データ・リカバリー・オプションは、R&S®RTO2000 デジタルオシロスコープに内蔵されたハードウェアCDR回路をアクティブにします。5.0 GbpsまでのNRZ(non-return-to-zero)シリアルデータのクロックリカバリーをリアルタイムで実行します。復元クロックは、トリガとジッタ解析に使用できます。
R&S®RTO-K13 クロック・データ・リカバリー・オプションを使用すれば、エンベデッドクロック信号の特性評価が容易になります。これはR&S®RTO独自のデジタル・トリガ・アーキテクチャーの一部であり、リアルタイムのクロックリカバリーが可能です。
R&S®RTOとオプションのハードウェア・ベース・クロック・データ・リカバリーまたはパラレルクロック信号を組み合わせることで、16バイトまでの任意のシリアル・インタフェース・テレグラム・パターン(ビットレート100 kビット~2.5 Gビット)でトリガできます。この場合も、すべての解析オプションが使用可能です。例えば、ジッタ測定を使用して、特定のビットシーケンスがプロトコルクロックに与える影響を判定できます。