主な特長
- Type I(パルス幅変調、PWM)およびType II(Non-Return-to-Zero、NRZ)コード化されたロースピード(LS)伝送モードのトリガ/デコード
- デコード済みのテレグラムをカラーコード化されたハニカムとして、波形ダイアグラムまたは表形式に表示
- ハイスピード(HS)伝送モードのトリガ/デコード
- データレートの自動検出
- 必要な層レベルのデコード:エッジ、オーバービット、シンボルからさまざまなM-PHYおよびUniProプロトコルレベルまで
主な特長
R&S®RTO オシロスコープは、MIPI M-PHY物理層およびUniProプロトコル層のトリガ/デコードをサポートします。デコードは、数秒でセットアップできます。解析を行う場合、結果をカラーコード化されたテレグラムとして、および表形式で表示できます。エラーは、ハードウェアアクセラレーテッドトリガを使用して識別されます。M-PHYのバースト、アダプト、LCC、UniPro DL_PDUフレーム、PACPフレームでのトリガと、上位フレームおよびM-PHY/UniProエラーでのトリガが可能です。
アプリケーションコックピットから数秒でバスをセットアップ可能
アプリケーションコックピットから、数ステップでプロトコルを設定できます。デコードするバスを選択すると、選択したチャネルが接続され、適切なレベルに設定されて、デコードが自動的に開始されます。
MIPI M-PHYデコードを簡単かつ迅速に設定
テレグラムでのカラーコード化されたバス信号の表示とデコードテーブル形式の表示
信号にカラーコード化したデータをオーバーレイし、デコードされたバスフレームを解析できます。アドレスおよびデータコンテンツは、16進、ビン、ASCIIフォーマットのいずれかで表示できます。柔軟な画面表示設定で、最適にオーバービューを表示できます。テレグラムも、簡潔な表で表示できます。
適切なプロトコルレイヤーをデバッグし、デコードしたデータを波形および結果テーブルに表示
M-PHYのバースト、アダプト、LCC、UniPro DL_PDUフレーム、PACPフレームに対する強力なトリガ機能と、上位フレームおよびM-PHY/UniProエラーでのトリガ
プロトコル固有のトリガ機能により、プロトコルイベントとエラーを確実に識別できます。高い収集レートにより、ローデ・シュワルツのオシロスコープは短時間でエラーを検出でき、プロトコル固有のトリガ結果をデコードできます。アドレス、データ、プロトコルエラーなど固有のプロトコルコンテンツでのハードウェアベースのトリガが可能です。
MIPI M-PHY用プロトコルトリガのセットアップダイアログ
高度なサーチ&ナビゲーション機能
包括的なサーチ機能により、長い信号シーケンスの解析が簡単になります。信号障害やプロトコルコンテンツなど、さまざまな基準に基づいて波形をサーチできます。検出されたイベントは、すべてタイムスタンプ付きでテーブルに表示されます。個々のイベントをズームウィンドウで表示し、イベント間を簡単に移動することができます。
長時間の記録の検索にも対応する、さまざまなMIPI M-PHYプロトコルタイプから選択