R&S®Essentials | デジタル・オシロスコープの基礎
ゼロブラインドタイムがもたらすデバッグ方法の革新
電子計測エキスパート、Paul Denisowski
デバッグは非常に厄介なものになりえます。どんなに忍耐強いエンジニアでも苛立つほど、時間のかかるプロセスだからです。さらに、設計エラーに気づかず放置してしまうと、非常に大きなコストにつながる恐れもあります。オシロスコープは、応用科学や自然科学などの多くの分野で使用される主要なデバッグツールですが、すべてのオシロスコープが同じように作られているわけではありません。
ブラインドタイムの短いオシロスコープは、デバッグプロセス中に重要な信号を見逃がさないようにするために役立つ点で非常に有意義です。イベントを取りこぼす確率を最小限に抑えられるため、デバッグにおけるストレスが軽減され、効率も高まります。